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​発芽にんにくとは?

​発芽にんにくは、にんにくが発芽した状態になった時に収穫する発芽野菜の一種です。

そのため、にんにくの栄養素に発芽野菜の栄養素がプラスされた栄養満点の野菜です。

通常のにんにくとの一番の違いは、根も葉も全て食べられ、さらに食べた後ニオイが口の中に残りにくい

という特徴があります。また、和洋折衷どんなお料理にもよく合います

​にんにくパワー

 にんにくには癌の原因となる「活性酸素を最も強く抑制する作用」があり、ガンの予防に効果のある食品約

40種類が選ばれその中でも最も効果が高い食品がにんにくです。

(米国国立癌研究所の発表より)

■にんにくの代表的成分その1:アリシン

”アリシンは、にんにくやネギの特有なにおいのもとになっている成分で、アリル化合物、硫化アリルとも呼ばれます。アリシンはにんにくの固まりを潰すと細胞中にあるアリインという成分が酵素のアリイナーゼと反応してアリシンが合成されます。

アリシンは強力な殺菌作用と共に疲労回復に欠かせないビタミンB1の吸収を助ける作用が知られていることから、たんぱく質の消化を促したり、胃液の分泌を促す、発汗などの代謝作用を高めるといったはたらきがあります。

アリシンの供給源としては、にんにく、ねぎ、玉ねぎ、ニラなどがありますが、特に豊富に含まれているのはにんにくです。”

引用元:富士産業研究開発センター「にんにく研究室」

にんにくの代表的成分その2:ビタミンB1

”ビタミンB1は、糖質を分解してエネルギーに変換するときに不可欠な栄養素で、疲労を回復したり末梢神経を正常に保つ働きがあります。
にんにくが
疲労回復滋養強壮などの効果を持つのは、にんにくに含まれるビタミンB1が先ほど紹介した「アリシン」と体内で結合することにより、活性持続型ビタミンB1の「にんにくB1(アリチアミン)」となるからです。

「にんにくB1」は脂溶性なので、水溶性のチアミンに比ベて排泄されにくく、ビタミンB1分解酵素の影響を受けずに体内で有効に働きます。”

引用元:富士産業研究開発センター「にんにく研究室」

発芽野菜パワー

 発芽にんにくは、天然のサプリメントと言われている発芽野菜の一種でもあります。

”もやしを含む発芽野菜は、種子を発芽させたものです。種子には発芽した植物体の体を作ったり、成長のエネルギーに使うための物質が蓄積されています。植物の種類によってもちがいますが、デンプン、タンパク質、脂質などが蓄積されています。これらの物質は、種子の発芽の過程でまず分解され、分解されたものはその後、様々な物質の合成に使われます。デンプンはアミラーゼの作用によって分解され、オリゴ糖やブドウ糖になり、さらにビタミンCなどのさまざまな物質に変換されます。タンパク質は分解されて、アスパラギン酸などのアミノ酸になります(藤原徹)。
 また、発芽玄米では、貯蔵タンパク質が加水分解されで出来たグルタミン酸から形成された
GABA(γアミノ酪酸)が多いということです(間藤徹)”

​引用元:一般社団法人日本植物生理学会

​栽培環境

発芽にんにくの栽培方法は、水耕栽培と軽石水耕栽培の2通りあります。

当農園は軽石のミネラル成分がにんにくに染み込む軽石水耕栽培(温度と湿度が管理された屋内)で育てています。

育成期間中農薬不使用、植え付け、収穫、梱包時には、

​衛生面に配慮し作業を行っています。

育成期間中農薬不使用ですが、更なる安全のため、

発芽にんにくの残留農薬検査を行いました。

​200種類の農薬検査で全てにおいて不検出でした。

育残留農薬検査結果

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